みずほ銀行でキャッシング!カードローン金利は本当に低い?
銀行カードローンでキャッシングを検討する方の多くは、低金利お金を借りる事を希望している事でしょう。
銀行の中でも低金利にキャッシング可能なカードローンとして、みずほ銀行カードローンが挙げられます。
みずほ銀行カードローンの金利は年2.0~14.0%となっています、はたして本当にみずほ銀行でキャッシングするのが利息削減になるのでしょうか?
このページの目次
みずほ銀行カードローンは消費者金融より圧倒的に低金利!
まず、確実にみずほ銀行のキャッシング金利の方が低金利だといえるのは、消費者金融の金利と比較した時です。
消費者金融のキャッシング金利は最低金利も最高金利も、みずほ銀行の金利より高い設定となっています。
金融機関 | 金利 | 限度額 |
---|---|---|
みずほ銀行カードローン | 年2.0%~14.0% | 10万~800万円 |
プロミス | 年4.5~17.8% | 1万~500万円 |
アコム | 年3.0~18.0% | 1万~800万円 |
SMBCモビット | 年3.0~18.0% | 1万~800万円 |
アイフル | 年3.0~18.0% | 1,000円~800万円 |
レイクALSA | 年4.5~18.0% | 1万~500万円 |
ノーローン | 年4.9~18.0% | 1万~300万円 |
特に最高金利の場合は、約年4.0%の金利差があるので無視できないといえるでしょう。
10万円を1カ月借りたとして、実際にみずほ銀行の年14.0%と消費者金融の平均金利年18.0%を利息額にして比較すると以下の通りです。
利息の計算式
借り入れ残高×金利÷365×借入日数
みずほ銀行の場合:100,000×0.14÷365×30=1,150.684…
消費者金融の場合:100,000×0.18÷365×30=1,479.452…
たった1ヶ月だけでも約329円(小数点以下切り捨て)の利息額差があります。
つまり、例えばもっと借りる金額が高額であったり、借り入れ期間が長い場合は利息額の差も大きくなるといえるでしょう。
また、みずほ銀行カードローンでは限度額毎に金利が設定されていますが、消費者金融の場合はほとんど最高金利の年18.0%か、利息制限法が定める100万円以上のキャッシングでの年15.0%のどちらかです。
すると、例えば200万円を借りるといった場合、みずほ銀行では限度額に伴って金利が下がり年9.0%になりますが、消費者金融は年15.0%適用である可能性が高く、その際の金利は年6.0%になりさらに消費者金融の方が金利が高い事になります。
したがって、消費者金融でキャッシングするよりは、みずほ銀行は低金利であると確実にいえるでしょう。
銀行カードローン同士で金利を比較してもみずほ銀行は低金利?
では、今度はみずほ銀行以外の銀行金利と比較するとどうなのか?といえば、その場合も低金利である場合が多いです。
しかし、消費者金融と比較した時とは違い、銀行カードローンの場合はみずほ銀行よりも低金利でキャッシング出来るカードローンもあります。
みずほ銀行カードローン以外の銀行カードローンキャッシング金利は以下の通りです。
金融機関 | 金利 | 限度額 |
---|---|---|
みずほ銀行カードローン | 年2.0%~14.0% | 10万~800万円 |
三井住友銀行カードローン | 年4.0~14.5% | 10万~800万円 |
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック | 年1.8~14.6% | 10万~500万円 |
りそな銀行 クイックカードローン | 年9.0~12.475% | 10万~200万円 |
りそな銀行 プレミアムカードローン | 年3.5~12.475% | 10万~800万円 |
オリックス銀行カードローン | 年3.8~13.8% | 10万~800万円 |
楽天銀行スーパーローン | 年1.9~14.5% | 10万~800万円 |
イオン銀行カードローン | 年3.8~13.8% | 10万~800万円 |
じぶん銀行カードローン じぶんローン | 年2.2~17.5% | 10万~800万円 |
ジャパンネット銀行 ネットキャッシング | 年2.5~18.0% | 10万~1,000万円 |
3大メガバンクの中では、三井住友銀行や三菱UFJ銀行をおさえて、みずほ銀行の金利が低金利です。
三菱UFJ銀行は最低金利がみずほ銀行よりも低金利ですが、最低金利はほとんど適用される事がないのであまり意味がありません。
最高金利を比較した時に、みずほ銀行よりも低金利にキャッシング出来る銀行が上記の中では2つあります。
みずほ銀行より低金利なのはりそな銀行とイオン銀行?
みずほ銀行カードローンよりも低金利でキャッシング出来る可能性がある銀行カードローンとして、りそな銀行カードローンやイオン銀行カードローンが挙げられるでしょう。
というのは、みずほ銀行カードローンよりも、その2つの銀行カードローンは最高金利の設定が低いからです。
基本的に100万円未満の限度額で契約をすると、一番高い設定の最高金利が適用されます。
その際、みずほ銀行カードローンの場合は年14.0%、りそな銀行カードローンは年12.475%、イオン銀行カードローンは年13.8%です。
ただ、みずほ銀行で住宅ローンも併用で契約している場合は、年0.5%の金利引き下げが適用され年13.5%となり、イオン銀行カードローンよりは低金利になります。
しかし、みずほ銀行カードローンで金利引き下げがされても、りそな銀行カードローンの年12.475%と比較すると高金利です。
したがって、100万円未満の金額をキャッシングする場合は、みずほ銀行より低金利にカードローン契約する先としてりそな銀行は悪くないといえるでしょう。
ところが、りそな銀行のカードローンは高額キャッシングだと、みずほ銀行より高金利になる可能性があります。
その理由は、みずほ銀行カードローンの最低金利が年2.0%であるところ、りそなクイックカードローンでは年9.0%と高めで、プレミアムカードローンの方でも年3.5%なのでみずほ銀行の方が低金利です。
限度額が高額に設定されると最低金利に近い金利が適用されます。
つまり、高額キャッシングを検討している場合は、りそな銀行よりもみずほ銀行でキャッシングした方が利息が抑えられるでしょう。
みずほ銀行・りそな銀行・イオン銀行角ローン限度額毎の金利比較
銀行キャッシングの金利は限度額毎に細かく変動する事が多いです。
そこで、先述したみずほ銀行カードローンよりも低金利でキャッシング出来る可能性がある、りそな銀行とイオン銀行を分かりやすい最高金利と最低金利だけでなく、限度額毎の金利でもみずほ銀行と比較してみます。
りそな銀行の方はプレミアムカードローンの金利で比較します。
限度額 | 金利 |
---|---|
10万円以上100万円未満 | 年14.0% |
100万円以上200万円未満 | 年12.0% |
200万円以上300万円未満 | 年9.0% |
300万円以上400万円未満 | 年7.0% |
400万円以上500万円未満 | 年6.0% |
500万円以上600万円未満 | 年5.0% |
600万円以上800万円未満 | 年4.5% |
800万円 | 年2.0% |
限度額 | 金利 |
---|---|
10万円型~70万円型 | 年12.475% |
100万円型~150万円型 | 年11.500% |
200万円型 | 年9.000% |
300万円型 | 年7.000% |
400万円型 | 年5.500% |
500万円型 | 年4.900% |
600万円型 | 年4.500% |
700万円型 | 年4.000% |
800万円型 | 年3.500%% |
限度額 | 金利 |
---|---|
10万円~90万円 | 年11.80%~13.80% |
100万円~190万円 | 年8.80%~13.80% |
200万円~290万円 | 年5.80%~11.80% |
300万円~390万円 | 年4.80%~8.80% |
400万円~490万円 | 年3.80%~8.80% |
500万円~590万円 | 年3.80%~7.80% |
600万円~790万円 | 年3.80%~5.80% |
800万円 | 年3.80% |
限度額毎の金利で比較すると、どの金額でキャッシングしても低金利になるのはりそな銀行といえそうです。
ただ、みずほ銀行の金利とりそな銀行の金利は拮抗しており、みずほ銀行で金利引き下げが適用された場合は、ほぼ同じ金利か限度額によってはみずほ銀行の方が低金利になります。
イオン銀行に関しては、100万円未満のキャッシングでは一番低金ですが、それ以上のキャッシングではみずほ銀行にもりそな銀行にも金利メリットが劣るといえるでしょう。
したがって、もし金利に拘ってキャッシングをするなら、みずほ銀行かりそな銀行をカードローン契約先に選ぶ事をおすすめします。
みずほ銀行カードローンはほとんどの場合、他社・他銀行カードローンと比較して低金利でキャッシングが可能といえるでしょう。
ただ、みずほ銀行カードローンは即日融資には対応していませんし口座開設が必須なので、低金利キャッシングには向いても、急ぎのキャッシングには向いていない点に注意してください。
即日キャッシングなどを希望している場合は、金利が高くても消費者金融でキャッシングする事をおすすめします。
消費者金融ではプロミス、レイクALSA、アコムなどが、最短1時間融資可能となっています。